肥料づくりの挑戦

バランスのとれたパワフルな土を簡単に作る・・・
そんな便利な肥料はないものだろうか?

私たちは試行錯誤の中でそのヒントを見つけました。それは「動物を丸ごと一匹食べる」という世界の長寿地域の食文化にあったのです。

「動物丸ごと一匹には、生命活動に必要な栄養素はほとんど閉じ込められている。」

これが、健康・長寿の源じゃないかと・・・

土の食養生に適した肥料のヒントイメージ

これを「土づくり」に生かせないだろうか?

ここから私たちの肥料開発がスタートしました。そして様々な研究の結果、従来の有機質肥料のように加熱したり乾燥して使うのではなく、生のまま発酵させることで、より多種多様な蛋白質やアミノ酸、核酸、酵素などが合成され、微生物が増殖して作物の生育や土壌改良に良いことが確かめられました。土に不足しがちなカルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、ホウ素なども含まれ、栄養バランスが良いことも分かったのです。

動物質原料発酵肥料 畑のおかず、スーパーランド

厳選した材料を100以上かけてじっくり発酵

私たちの動物質原料を主体とした肥料づくりでは、豚、鶏の生血液、内臓、骨格、頭部、肢体、皮、羽毛、未孵化卵など、組み立てれば、ほぼ動物丸ごと一匹になる部位を使います。(牛に由来する部位は使用していません。)

このように厳選した材料は、水分調整をしてから、工場内の土着菌と混ぜて空気を送りながら100日以上かけてじっくり発酵させます。

このような工程を経て完成する私たちの代表的な肥料が、以下の「畑のおかず」と「スーパーランド」になります。