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経営実例5-北海道壮瞥町[ミニトマト]
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経営実例5-北海道壮瞥町[ミニトマト]

北海道壮瞥町 Hさん

北海道壮瞥町 Hさん

ミニトマト

需要に合わせて安定出荷

 洞爺湖に隣接する壮瞥町は、有珠山の噴火による火山灰、礫に覆わた水捌けの良い傾斜地が多く、美味しい作物が出来る。
 Hさんは特産品花豆などを中心に露地作物を作っていたが、気象災害や価格不安が付きまとい、徐々にハウス栽培を増やしてきた。ミニトマト、大玉トマト、ピーマンなど色々作ってみたが、ハウス栽培と言え天候には勝てず、品質、収量、販売価格に大きなブレが出て、先行き不安は解消できなかった。
 いろいろ考えた末の結論は「安全」「美味しい」「安定供給」「買ってもらえる価格」の同時実現。作物は味の評価が出やすいミニトマトに絞った。土作りは業者から「いいよ~」と言われた資材は積極的に投入、管理技術は観察眼を磨き、試行錯誤で覚えた。3年目頃から自分でまあまあ(糖度8度以上)と思えるモノが収穫できるようになった。しかし、相場はどうにもならず「再生産価格」で買ってくれる販売先の確保が課題となった。
 2005年、当社が協力して「通期再生産価格」で取引してくれる量販店と組み、安定経営の足がかりを築いた。
 数年間、続けてみたが、収穫最盛期の需給バランスに問題が出てきた。夏秋ミニトマトは学校が夏休みに入ると売れ行きが鈍り、盆休み前後に激減、9月に入り運動会、行楽シーズンに入ると販売量が急増する。しかし、普通のパターンで作ると販売量が減り始める頃に収穫量がピークに達し、収穫量が減る頃に販売量が増える逆パターンになり、需給調整が難しい。2009年、解決策として、前年度の週間店頭販売推移データーに基づき、促成定植時期と抑制改植時期、管理の仕方などを再検討し、実施した。生憎、記録的な天候不順で、予定通りには行かなかったが、需要変動に対応できる作型の叩き台は出来た。
 次の課題は、より良食味(高糖度)で競争力のある商品開発。売り場は量販店主体なので、値頃感を出せない品種や作り方は選択外。更においしいミニトマトの周年供給を目指して「恋まる」を企画、2007作から熊本、2008年から北海道で試作を開始した。耐病性やコントロール、品質のブレ、収量など数作経験しないと解らないので、Hさんは2009年作で600株試作した。結果は従来の品種より常に1度程度糖度が高く、良食味、食感が優れ、耐病性も問題が無いことが解った。結果数が若干少ないが、最後まで玉揃いが良く、歩留まりが良い。消費者の評価が高いので、2010年作は大幅増反する。
 いろいろチャレンジしてきたが、漸く、安定経営の光が見えてきた。

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