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経営実例3-北海道森町[大玉トマト]
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経営実例3-北海道森町[大玉トマト]

北海道森町 Sさん

北海道森町 Sさん

大玉トマト

線虫、土壌病克服、良食味トマトに賭ける

 当地は地熱発電所の廃熱を利用して大玉トマトがほぼ周年栽培(12月、7月定植)されている。
 道内では冬~春にかけてトマトを栽培できる産地は限られ、物流が不便だった頃は独占的地位を享受し、作れば何でも売れた時代もあった。しかし、輸送網の発達で本州や九州から内地モノが流れ込み、競争激化で経営は次第に厳しくなっていった。
 当初はトマトと胡瓜の交互作で連作障害をある程度防いでいたが、胡瓜の価格低迷でいつの間にか「禁断の実」であるトマトの休みなし連続栽培に嵌った。当然、線虫、半身委凋病、褐色根腐れなどが多発し生産者の経営を脅かした。通年、ハウスの屋根を剥がさないため、他産地のように凍結せず、雨水が通らず、熱源で土壌が乾燥するなどEC上昇、線虫や土壌病の発生原因には事欠かず、深刻な事態となった。対策として蒸気消毒、還元消毒、化学農薬、接ぎ木、椿油粕など試されているが、コストや処理期間、パフォーマンスなど問題点は多い。株を引き抜き、線虫が根に寄生した状態で次の苗を植えるため、防除は厳しい。
 Sさんはこの状態から脱するため10年前、組織を離れ、品種などの制約のないマイペーストマト作りを始めた。目指したのは「美味しい、安全性の高いトマト」。周囲を山で囲まれた地形のため風の通りが悪く、葉カビ病が発生しやすいので抵抗性の強い「マイロック」を使い、食味の弱点は土作りと樹熟収穫で補った。線虫や土壌病は時間がかかっても生物的バランスを整えることで被害を少なくする方法を選んだ。「スーパーランド」「根づくり名人」など有機肥料、植物エキス、酵素、チタンイオンなどを使っているうちに被害はいつの間にか目立たなくなった。
 販売は「味と安全性」をコンセプトとした地元生協とタイアップし、お互いに情報交換しながら、より消費者に支持してもらえるトマト作りに励んでいる。秋作が終わると連作回避のため、葉菜類を挟んでいる。
 厳しかった経営も徐々に上向いているようだ。

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