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経営実例2-北海道芽室町[ミニトマト]
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経営実例2-北海道芽室町[ミニトマト]

北海道芽室町 農業法人T社

北海道芽室町 農業法人T社

ミニトマト

新規収入で後継者夫婦に活気!

 北海道芽室町は日本を代表する大規模農業地帯十勝平野の西部にある。馬鈴薯、ビート、小麦、豆類(畑作4品)の他、長芋、大根、牛蒡、南瓜、その他数々の野菜が作られている。
 買い上げ価格がほぼ保証されている小麦、ビートの他、奨励金などが付く作物もあるが、業者との値決め契約以外価格保証は無い。これまで、規模拡大と手厚い農業予算に支えられ、畑作4品を基軸とした生産者の経営は比較的順調だった。
 農業法人O社長と出会ったのは1990年代前半、農産物自由化論議が高まり、従来の畑作4品から露地野菜への転換が加速し始めた頃である。牛蒡、大根、人参、長芋、キャベツ、白菜、ブロッコリー・・・続々と野菜の大規模生産者が誕生したが、需給バランスが崩れて価格が乱高下した。十勝の生産者が野菜を作ると面積が大きいため、相場が当たると低収入に喘いでいた農家が一気に息を吹き返す場面もあり、賭博農業に陥る生産者が各地に出た。しかし、天候不順や価格低迷が続くと耐え切れなくなって離農する生産者が出たのもこの頃である。
 その後、JAの安定出荷取り組みや企業の契約栽培が定着した。しかし露地野菜は、宿命的に需給調整が困難で、安定出荷先を確保している一部の生産者を除いて、再生産価格維持が厳しい。

 2003年頃、農業法人T社の後継者達の集まりで次のような話が出た。
 「いつも嫁さんと話しているのだが、今の農業はやり甲斐が無い・・・2人で朝早くから夜遅くまで働いても暮れの精算時期にならないと、儲けたのか損したのか解らない。暮れに損したことが解っても、もうどうしようもない・・・次年度に借金が残るだけ。
 サラリーマンでもパートでも1日働いたら必ず収入が計算できる。一生懸命働くことは苦にならないけど、1日働いたらその成果がその場で計算できればもっとやる気が湧いてくる・・・どうにかならないのかなー」
 この言葉がきっかけで、O社長を中心に小規模で良いから彼らに「張り合いのある農業」を開発しようと高糖度中玉トマト「華クイーン」の栽培を始めた。
 こだわり品を目指していたため、地元のデパートや札幌の量販店、通販宅配などの販路を開拓した。しかし、技術的に未熟なため安定して高糖度トマトを通期供給することが難しく、注文も小ロットで手間ばかりかかって採算を取るのが難しいことが解った。
 4年チャレンジしたが、売り場の状況変化もあってこれ以上は無理と判断し、看板の「特別栽培」は維持しながら一般品種「キャロルテンミニトマト」に切り替え、販売先も量販店と業務用に絞った。  コンセプトは「良食味・リーズナブル安定価格」
 現在後継者10名で2700坪栽培し、より高品質な商品作りに腕を磨いている。
 通期安定価格で買い取っているため、その日に持ち込んだ数量に買い取り価格を掛ければその場で自分の収入が計算できる仕組み。長年、相場変動と期末一括精算に身を委ねてきた生産者に「毎日が勝負」の緊張感が出てきた。
 Q社長は、「今までにない盛り上がり!特に若奥さん達に気合いが入っている。今日のトマトは美味しいとか、今日はいくら稼いだとか・・・トマト作りは楽しいね!と盛り上がっているよ」とニンマリしていた。

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