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ホーム > ブログ > 再び有機農業を考える(5)究極の省力、高品質を狙う!

再び有機農業を考える(5)究極の省力、高品質を狙う!

 

P9093100.JPG(画像)ペレット堆肥

 

有機栽培の基本となる堆肥を酵素を使って作る方法を前稿で述べた。JAS認証大規模栽培を目指す生産者は是非、参考にして頂きたい。海外でも有機農業は畜産との一体化で進んでいる。既に家畜を飼育していたり、堆肥発酵設備を持っている生産者は直ぐに取り組める。

 

しかし、これからスタートする生産者は厩肥の入手、手間、設備、場所(建屋)など投資が必要になる。特に中山間地などで圃場が分散している場合には慣れていない堆肥の運搬や散布の手間が重しとなる。色々なコストを計算すればペレット化した発酵堆肥を購入することも選択肢だ。

リサイクル法が施行されて、食品加工残渣や生ゴミ、家畜屎尿などの有機資源を堆肥化する取り組みが官民挙げて盛んになった。しかし、食品加工残渣を原料とした堆肥については食品添加物などが混入する可能性があるとしてJAS認証基準が強化され、認証されないケースが増えている。但し、ビール、大豆、珈琲、果実搾り滓など原料から製造工程まで化学物質が混入しない、閉鎖系工場で作られた堆肥は認証されている。実情の多くは各所から集められた種々の残渣原料を混合して発酵させる場合が多いから、認証されないケースも多い。これは食品の品質低下防止のため「エトキ」という酸化防止剤の使用が一般化しているためと言う。人糞など汚水処理場からでる屎尿堆肥も家庭のトイレで洗浄剤として化学薬品を使うケースが日常化しているため認証されない。家畜屎尿堆肥は多くの場合、認証飼料を与え、閉鎖系施設で飼育、排泄物を発酵、加工するので認証されやすい。

 

市販堆肥は内容も品質も玉石混合であるから、JAS認証を受ける場合は、十分原料や製造工程を確認する必要がある。実際問題として一般肥料に使われている魚粕、肉骨粉、骨粉、油粕などの中には加工段階で化学物質が使われている可能性もあり、JAS認証を取得した肥料を使わねばならない。。

堆肥は大量に入れないと効果が薄いと考える生産者もいるが、多すぎても少なすぎても問題がある。適量なレベルは日常的に微生物、小動物、作物への養分供給が順調に継続し、バランスの取れた食物連鎖が築かれれば良い。未熟堆肥が多すぎるとミミズなどの小動物が大発生し、それを餌にしてモグラが増え、更にそれを求めて動物が増え、畑地としての生物バランスが崩れる。

堆肥を大量に作り、あるいは買い、散布するのはコスト的にも労力的にも大変である。なるべく無駄なくシンプルに有機農業を実現出来ないかと取り組んでいるのが下記のJAS認証適合資材である。

 

少量の堆肥施用で高パフォーマンスを得るには、植物由来の高炭素原料、動物由来の高タンパク、高ミネラル原料を発酵させるのが良い。厳格なAS有機認証基準をクリヤーするため、工場の原料製造段階から一般品とは別工程としている。これらの化学的な処理を一切行っていない残渣原料を配合、発酵堆肥化したのが下記、ぼかし堆肥である。

 

JAS畑のおかず(353)

JAS有機認証用に開発した高蛋白、ミネラル含有堆肥。作物の健全生育に必要な多種多様な養分と菌体をバランス良く含んでいます。一般堆肥のように大量に施用する必要はなく、手間をかけずに短期間でパワフルな土作りをしたい方にお勧めです。品質、食味の向上にも高い評価を頂いております!

■分類

特殊肥料

■分析値

窒素  3%  燐酸  5%  加里  3

■使用原料

畜産加工残渣(豚、鶏の濃縮血液、内臓屑、羽毛屑、

植物加工残渣(珈琲抽出滓、ジュース搾り滓)、鶏糞、鶏糞燃焼灰

■形状・包装

ペレット加工または粉状・20kgポリ袋または1000kgフレコン

■反当施用量

300500kg

圃場の状況により施用量を増減して下さい。作物と施用量により、本品のみでも栽培できます。連用により、地力がついたら施用量は減らしても構いません。

 

 

エキスパート有機(684)

JAS畑のおかず(353)と併用すると果菜類、果樹類などに好適です。

http://www.e-yasai.com/materials/expert684.pdf

ナチュラルゼロ(843)

JAS畑のおかず(353)と併用すると葉菜類の元肥や各種追肥などに好適です。

http://www.e-yasai.com/materials/natural_0.pdf

 

省力化して低コストで競争力のある有機農業を実現するためには、気候風土を含めて多角的な検討が必要です。お気軽にご相談下さい。 

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