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再び有機農業を考える(3)低コスト土作り

P6222657.JPGのサムネール画像

(画像)NPOの酵素堆肥作り研修会

 

日本の様に高温多湿の気象条件で有機農業を組み立てるのは机上の計算通りには進まず、困難が多い。有機を指向する消費者は美味しい、栄養素が多い、環境の為とか言うよりも、安心、安全、つまり化学肥料や農薬を使わずに育てた完全有機栽培を望む。化学肥料や農薬のすべてが人体の健康に影響するか否かは論議が分かれるが、非合成で自然界の紫外線や微生物などで、短期分解、無害化する物質であれば人体や環境に殆ど影響しないと考えられる。

 

国内で法律的に有機が担保されているのはJAS有機認証を取得した農産物に限られる。

この規格を取得するには最低3年間の有機移行期間を必要とする。しかし、実際には土と地上に自然循環が戻り、農薬を使わず栽培できる様になるには5~10年かかる。この自然循環ができても数々のトラブルが待ち受けており一筋縄では行かない。しかし、有機指向消費者の多くがJAS認証有機を求めている以上、目指す事に異論はない。但しリスクの多い「勇気農業」となる点は覚悟がいる。

先ずは化学肥料、化学農薬不使用栽培から始め、3年間「特別栽培基準農産物」として販売する。いずれにしても、この期間に徹底的に土作りをして、農薬に依存しない栽培環境を作らねばならない。JAS有機認証は費用がかかるから、3年間経過した時点で採算性を検討して判断すれば良いが、栽培履歴は詳細に記録し、保存しておくことが重要である。

 

有機栽培を成功させるポイントは言うまでもなく「土作り」であり、種々の方法がある。基本的には良質堆肥作りである。畜産糞尿を堆肥化する方法は従来から行われているが、「良質堆肥」作りとなると『言うは易し行うは難し』である。畜産自体が大規模化し、特定地域に集中、移動が進んでいるため、近隣地域で厩肥の入手は昔ほど楽ではない。飼料の輸送コスト上昇や悪臭、蝿害、糞尿処理場など環境コストが嵩み、前途は厳しさが漂う。散在する畜産農家の悪臭、蝿害などを解決し、出てくる厩肥を効率的に堆肥化できれば、有機農業の低コスト化が実現出来、身近な存在になる可能性がある。

 

先日、長野県にあるNPO主催の「うんこツアー」なるものに参加した。まさしく「うんこ」糞尿処理の現場を巡るツアーである。参加者は臭気、蝿、糞尿処理問題に悩む養鶏、養豚、牛など家畜飼育農家、その厩肥を堆肥化して使っている農家、堆肥で栽培した米や野菜、果実を販売している業者など20数人。7月の開催で100回を数え、累計参加人数は3000人を超えたと言う。

最初、汚水処理場に行き、糞がプカプカ浮いて流れている地下室に案内された。通常なら悪臭で息もつけずアンモニアの刺激で目も明けていられない世界である。6年前に取り替えたという水路を塞ぐ鉄板製踏み板は全く腐食していない。糞尿発酵現場は何回か見学しているが、アンモニアが鉄と反応して腐食が激しいのが普通だ。N氏の説明によれば、自然界に膨大な数が存在する土着菌を酵素で活性化しているだけで、従来の様な特別な菌体は使用していないという。

次に酪農家、養鶏家を訪ねたが臭気は軽微で、驚いた事に蝿が殆どいなかった。腐敗菌が優勢になるとアンモニアが発生して悪臭源となり蝿のような昆虫が発生する。発酵土着菌が活性化すると腐敗しないで発酵分解が進むらしい。

素晴らしいのは飲用水または飼料に投与し、家畜体内から効率的な発酵が始まり、堆肥化が早く進む点である。この酵素を使えば、品質や飼料効率向上も期待できるから飼育農家と連携して低コストで効率的に良質堆肥を作る事が可能である。

家畜投与のほか、厩肥に混合したり、土壌に散布して発酵を促進する酵素もある。

 

この酵素は、有機農業を安価に展開する目的で設立されたNPO法人活動の一環として行われている。当社もこの主旨に賛同して、普及に協力している。

下記に、概略を記すので、詳細はお問い合わせ下さい。

 

『バイオ酵素の概略』

 

土作りの基本が良質な堆肥作りにある事は誰もが知っています。しかし、いざ作るとなると数々のハードルが待ち受け、質、量共に中途半端な取り組みになってしまいます。

競争力のある農産物の安定生産を目指すには、循環型有機農業への移行が求められています。身近にある有機資源を活用し、省力、効率的に堆肥化する目的で開発されたのが「バイオ酵素」です。

 

【バイオ酵素の特長】

■アルプスの天然水をベースに、植物の葉(松、笹、梅、枇杷、イチジク、栗、桃、柿)から抽出した酵素原液に糖蜜、おから、米糠などを混合、複合発酵技術で生成した有機100%の酵素です。

■従来の微生物発酵資材と基本的に異なるのは、人工的に培養した菌体を増殖するのではなく、住み着いている土着微生物を酵素で活性化させることです。土着微生物は環境に順応しており、他から持ち込まれた微生物より圧倒的に強く優勢で、菌体同士の拮抗作用が起こりにくく、効率的に発酵、分解が進みます。

■家畜飼料に添加する方法と、一般的な土壌散布の2種類があります。

 

バイオ酵素K

家畜飼育家と連携すると最も省力、効率的に良質堆肥を作ることができます。

特に悪臭や蝿害、排泄物処理に困っている飼育家との連携は、双方のコスト対効果を高め、大きなメリットがあります。

【使用方法】

■配合飼料1㌧当たり最初の3ヶ月はバイオ酵素K400cc、以降200ccを適宜希釈して与えます。

(コスト)最初の3ヶ月円/㌧、以降200/㌧程度

■養鶏(採卵)の場合は3ヶ月迄1万羽当たり400cc/日、以降200cc/日を飲料水に添加する。

(1万羽当たり本体コスト)最初の3ヶ月458/日、以降229/日程度)

 

【包装・価格】 20㍑入り22.890円(送料・税込み)

 

バイオ酵素T

圃場で堆肥化促進を行います。

【使用方法】

■堆肥や有機肥料を散布した後、バイオ酵素T原液反当20㍑を約500に希釈して散布し、直ちにロータリーをかけ土と混和します。生育途中の場合、反当原液20㍑を500倍で潅水します。

■連作障害が見受けられる場合は反当50100㍑に「いそしおにがり」20kgを併用し潅水します。

 

【包装・価格】 20㍑入り7.875円(送料・税込み)

 

 

サイト管理者|日本マックランド株式会社
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