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盆過ぎからの果菜類の管理 ①温度管理

 

IMG_0046.JPGのサムネール画像今年も昨年と同様、天候のブレが大きい。

春先の低温、日照不足で出遅れ、異常高温、ゲリラ豪雨など気象災害に次々と見舞われている。特に盆前からの猛暑は作物の生育や農家の経営に大きな影響が出ている。市況が堅調なのが救いだが、前半に予定していた収入に届かない生産者も多い。

しかし、中には異常気象に備えて、手堅く対策を立て、ダメージを最小限に食い止めている生産者もいる。

 

移植する果菜類に共通して大切なのは、定植初期の根張りダッシュである。

若手トマト生産者Fさんは、早く成長させようと定植後のハウス夜温を高めに管理してきた。反収12トン(通常は9トン程度)取りを狙って、今年から定植直前に苗床の温度を下げ、地温の上がった日に定植、活着したらハウスの夜温を低く管理した。(但し霜に注意し、夜風が吹き込まない様にする)普通に考えると夜温を下げることは勇気がいるが、経験上、トマトではこの方法で好結果を出している生産者を見ているので奨めてみた。先週電話があり、今年は天候不順に拘わらず昨年以上に調子が良いという。ただ苗床の温度を下げすぎたので下段の果形が乱れた。それ以降の着果、果形は見事で、肥大も順調、課題の12トン収穫、秀品率向上も射程内。初期から夜間は低温気味にすると光合成された物質が樹体よりも根張りに向かい、しっかりした土台を作って、日照が多くなり成長ステージに入ると十分な吸肥力、吸水力を確保できる。果実肥大期は、夜温が低めの方が樹体から果実に養分が転流しやすく、葉がコンパクト、立ち葉となり、日照不足に強くなる。どの位の夜温に管理するかは、作型や条件が異なるので一概には言い難いが、イメージとして頭に入れておくと役立つ。

「夏の夜は涼しい環境でゆっくり休ませる」

しかし、今夏は夜になっても高温が続いているから、日が落ちてからも循環ファンを回して放熱する心遣いが必要だ。  

 

 

 

  同じ果菜類でも胡瓜やピーマン、メロン、スイカなどの温度管理は異なるから注意する。

 

 

 

秋になって気温が下がってきたら、夜温を下げすぎると割れの発生が多くなるので、昼間は換気を十分に行い、夜はハウスを閉めて、寒暖差を少なくする配慮が必要となる。

 

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