• いい野菜.comのトップページ
  • 私たちについて
  • 土の食養生
  • 作物別実例
  • 農業資材
  • 作物・生産者情報
  • 農業経営実例
06コラム
ホーム > ブログ > コラム > ここれからの課題④ 中小こだわり生産者の懸念材料

ここれからの課題④ 中小こだわり生産者の懸念材料

大規模化する南九州の農業会社については以前に書いたが、中小規模生産者が対抗できる選択肢としてこだわり高付加価値農産物がある。しかし最近、注目しておかなければならない動きがある。

「食の安全と持続可能な生産管理」」を目指すグローバル ギャップ(G- GAP)認証を取得して、世界に通用する国際安全基準農産物を作る会社(ネットワーク)が立ち上がり、販売を始めた。今の所、農家を束ねたネットワーク型が多いが、将来的には統合して一つの企業体に進化する可能性がある。日本では高付加価値農産物は安全認証と管理コスト(手間)がかかり、足踏み状態だ。課題の安定供給と値頃感の両立が実現できれば需要が拡大する可能性がある。企業化が進めば色々な能力を持った人材を集めることが可能になり、技術革新やコスト削減、販路拡大なども進めやすい。従来の枠組みに捕らわれない全く新しい農業の組み立てが期待できる。

 

先日、九州で根菜類を中心にこの取り組みを進めている会社と情報交換させて頂いた。今の所、特別栽培人参(G-GAP取得)30㌶が基盤だが、牛蒡、大根、里芋など周年出荷を目指している。人参は良食味品種を使い糖度約10度、デパートの対面販売などでも売れ行き好調という。価格は年間固定を基本としているが、農場でパック詰めしており、20kg単位で小口発送可能で小口小売店の利便性も良い。今後の展開に要注目である。

同様に宮崎の特別栽培ホウレン草も同じモデルで注目したい。今冬は度重なる寒波のため草丈の伸びが悪く、品薄の時期があった。その点。宮崎は冬でも日照時間が長く温暖なため、関東などと比べて生育が早く、安定している。堆肥だけの化学肥料不使用栽培で、良食味品種を使い食味も優れている。冷蔵庫で20日以上貯蔵してみたが、品質の低下はあまりなかった。200㌘パックJANコード入りで宅配便単位で店単位で直送可能で利便性は良い。こだわり品小ロット生産者はこれらの動向に注意したい。

 

 

◆コメントする





サイト管理者|日本マックランド株式会社
メール相談はこちらからどうぞ!|農産物の栽培・生産方法から流通、販売に至るまであなたの真剣なご相談歓迎します。