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ブログ: 2014年4月

FBダイジェスト版⑬中山間地でも勝てる米作り(3)結果編

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写真は927日に撮影した新開発「一発側条肥料」施用区の稲穂。1悍に何と平均160粒、最大180粒付いている。慣行区は約140粒、一見して明らかな差が分かる!

前日の台風の影響で穂の重みで上部は曲がったが、軸はしっかりしており収穫にはあまり影響はない。案内してくれた社員Kさんの話では、この辺は気温、水温共に低いので「こしひかり」で反当7俵が目標。実施した田圃は何処もこの位の粒数が付いており、しかも大粒。少なくとも1俵以上は増収確実という。近隣農家ではこの稲穂が評判になっており、最終収量が楽しみだと表情は明るかった。例年よりも大幅に収量が多く、乾燥が間に合わず、コンバインが立ち往生していると笑っていた。

FBダイジェスト版⑫中山間地でも勝てる米作り(2)栽培編

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「省力」「良食味」「高収量」「低コスト」自ら課した厳しい条件設定をどう実現するか・・・言うは易し行うは難し。気象災害も多いし、天気に恵まれなければ結果は出ない。しかし、自然の恵の範囲で、最高レベルを達成出来ればいいと割り切る。

   栽培方式

中山間地は水温、気温が低く、栽培期間や日照が限られるから、伝統的な移植(田植)しかない。直撒きは選択外。収量を上げてコスト削減を目指す、

   栽培レベル

JAS有機、特別栽培、GAPなど付加価値を付ける考え方もある。しかし販売先の求める条件は美味しくてリースナブル価格・・・これを満たせばいい。企業経営だから理想を掲げても確実に安定した品質の米が収穫できなければ無意味

。『原点』、放棄地再興から考えれば機械化、化学肥料、農薬併用で当初掲げた4項目を達成できれば十分である。化学肥料は肥効を改良して少量にとどめ、農薬は涼地なので元来散布量は少ない。状況に合わせて減農薬を図ればいい。

   品種

良食味品種「こしひかり」に統一。

   土作りと施肥

成功の鍵を握る最大ポイント。「省力」「良食味」「高収量」「低コスト」・・・・いずれも国、県、民間の研究機関が長年取り組んでいるテーマ。研究者でもない我々に更にパフォーマンスを上げる余地はあるのか・・・長年、現場で培った経験、五感を頼りに挑戦が始まった。

 

作業は代掻きまでは慣行に準じた。冷涼地の施肥は通常、元肥と側条2工程。省力化のため田植え同時側条施肥1回で完了できる肥料を開発した。異論は覚悟だが側条1発肥料が成功すれば省力化、コスト削減は一歩前進する。ただし、施肥量が多い品種は、田植え機の改造が必要。

 

「良食味」「高収量」実現は、肥効バランスとミネラルの働きが大きいと考え、ミネラルを「側条一発肥料」に組み込んだ。

 

北海道、飛騨で3年間、実証試験を行い、今季、飛騨A社で水稲全面積(約15ha)を栽培した。田圃の枚数は約200枚に及び、土壌条件は千差万別。このバラバラな条件で平均反収が何俵上げられるかが成否の分かれ目・・・「良食味」は過去の試験で実証済みで、米の納品先からこの設計で栽培する様に要請されている。

FBダイジェスト版⑪中山間地でも勝てる米作り(1)販売編

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非効率な中山間地で採算の採れる米作りが可能なのか・・・殆どの関係者は首を傾ける。確かに、大規模農家でさえ厳しいから従来の考えでは失敗する確率は高い。国の政策は大規模生産者育成に向かっているがこれを逆手に制度資金を活用し、栽培から販売まで一気通貫型の米作りが可能ではないか・・・

飛騨の農業会社A社は従来の枠組みをリセットし、白紙から効率的な米作りを始めた。

 

■販売から組み立てる

米はJAのドル箱。減反、転作も絡んで生産者が商系に出荷す事はそれ程簡単ではない。陰に陽にプレッシャーがかかり本格的に取り組むには大袈裟に言えば「村八分」を覚悟しなければならない。JA出荷は外観(粒)重視、食味は品種評価重点でそれほど価格に反映されない。ブランド米以外は「良食味」を売り物にするとJA出荷は選択外とならざるを得ない。

乾燥、脱粒、選粒など製品(玄米)にするまでの工程はJAの設備を使ってきた。自分の作業スケジュールで最適管理するためには、自前の設備が必要。コツコツ設備して、現在では1粒毎に変色米や異物を取り除く色彩選別機を含めて一気通貫で処理できる体制を整えた。自社設備でコスト削減が進み、「改善」が自由に出来る様になった。

 

注文に応じて精米し、新鮮で美味しい米が出荷できる体制が整った。次は販売先の開拓・・・吐き立ての米を食べてもらうため、回転の良い中食(弁当屋チェーン)、外食(レストラン)に狙いを絞った。彼らは食のプロ、特に米は重要食材、食味の安定した産直米は話が早い。個人販売とは異なり、数量がまとまり、価格も相場に左右されにくい。美味しい米を出荷している限り、確実にリピートが期待できる。

個人客け今後益々家庭でご飯を炊かない時代になり、消費量が減るので選択外。

FBダイジェスト版⑩京野菜・南国興産(株)工場視察

6月にパリの大手食材卸会社B社長が来日、京都大原の京野菜と宮崎の肥料工場にご案内した。B社長には4月のブルゴーニュ・ヌヴェール農園別荘で大変お世話になった。

今回の来日は、築地魚市場、大阪の出汁、京野菜がテーマ。食品加工残渣処理についても関心があり、スケジュールを1日延長して視察した。

◆旬菜市場

京野菜の直売場。地元消費者、料理人、観光客などで賑わう。

京野菜の直売場-1 京野菜の直売場-2

京都は勿論、パリのシェフ達にも知られている和食料理人、中東久雄氏とツーショット。

和食料理人中東久雄氏と

◆大原の生産者

中山間地にある大原には約100戸の農家があり、7戸が新規就農者。海外から研修に来ている外国人もいる。耕地は限られるので水田を転作して野菜を作っている、稲藁などを使ったマルチなど伝承的な農業が行われている。

京都大原の生産者-1 京都大原の生産者-2
京都大原の生産者たちと
京野菜料理店

◆京野菜料理店

集落に、本場の京野菜を食べさせてくれる店があり、昼食はここにご案内した。古民家を改装した店で、食事はとても美味しく、日本家屋特有の居心地良さがある。

◆柴葉漬け

昔ながらの製法の柴葉漬け

(昔ながらの製法)

柴葉漬け用紫蘇畑

(紫蘇畑)
赤紫蘇は4系統あり、この店では一番色と香りの良い品種を選抜して使っている。

◆歓迎会ディナー

市内のホテルレストランで盛り上がった。

パリの大手食材卸会社B社長歓迎会ディナー

◆南国興産(株)視察

畜産の専門家であるB社長は、畜産はもとより南国興産の食品加工残渣発酵技術に強い関心を寄せていた。

南国興産(株)視察
南国興産(株)視察(肥料原料の雑魚)

(肥料原料の雑魚)

南国興産(株)視察(動物処理残渣)

(動物処理残渣)

南国興産(株)視察(食品加工残渣の発酵槽)

(食品加工残渣の発酵槽)

(鶏糞燃焼プラント)
宮崎、鹿児島は日本有数の養鶏地帯で、毎日大量の鶏糞が発生する。鶏糞を燃焼させて肥料と電力を作っている。

南国興産(株)視察(鶏糞燃焼プラント)
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